はじめまして。
数えきれないほどの猫ブログの中から、この「ねこの本音帳」に足を運んでくださり、心から感謝申し上げます。
運営者の「そら」 と申します。
このブログは私にとって家族であり、師でもある愛猫 「おもち」 との暮らしを原点として、世の中に溢れる猫の情報と真摯に向き合い、全ての猫と飼い主さんの幸せな毎日に貢献したいという強い想いから生まれました。
私が「情報の正しさ」に徹底的にこだわる理由
私がこれほどまでに、情報の正確性や信頼性にこだわるのには決定的な理由があります。
それは愛猫であるスコティッシュフォールドの 「おもち」 との暮らしの中で、絶望の淵に立たされるほどの経験をしたからです。
「おもち」 との出会いは、まさに運命でした。
その愛らしい姿に一目惚れし、「この子を世界で一番幸せにする」と誓って家族に迎え入れ、私の人生はバラ色に輝き始めました。
しかし「おもち」 が1歳を過ぎた頃、その幸せは大きな不安に変わります。
歩き方に異変を感じ、病院で告げられたのは「遺伝性骨軟骨異形成症」という、スコティッシュフォールド特有の遺伝性疾患でした。
完治は望めず、生涯にわたって痛みを管理していくしかないという、あまりにも過酷な現実でした。
目の前が真っ暗になり、自分を責め、情報が溢れるインターネットの海で藁にもすがる思いで解決策を探しました。
しかし、そこで私が見たのは、根拠の薄い噂、断片的な体験談、無責任な憶測…。
本当に知りたい「獣医学的根拠に基づいた、信頼できる情報」には、なかなか辿り着けなかったのです。
一つの経験から生まれた、全ての猫と飼い主への誓い
「私が知りたい情報がないなら、自分で専門家になるしかない」
その日から、私は変わりました。
国内外の獣医学論文を読み解き、複数の獣医師に話を聞き、栄養学からリハビリまで、猫の健康に関するあらゆる知識を貪欲に吸収し始めました。
辛く長い道のりでした。
しかしこの深い経験は、私に一つの決定的な気づきを与えてくれたのです。
それは、「信頼できる情報が見つからずに苦しんでいるのは、特定の猫種の飼い主だけではない」という事実でした。
- 「愛猫の腎臓病と向き合い、膨大な食事療法の情報に途方に暮れている方」
- 「子猫のしつけがうまくいかず、ネットの噂に振り回されている方」
- 「シニア猫の介護が始まり、何が正解か分からず不安で押しつぶされそうな方」
猫種や年齢、性格は違えど、全ての飼い主は、愛猫のために「正しい情報」を切実に求めている。
「おもち」 の経験は、私にその普遍的な真実を教えてくれました。
私がスコティッシュフォールドの遺伝病と闘う中で培った「情報の真偽を見極める力」「論文レベルまで深く掘り下げる探究心」「飼い主の痛みに寄り添う心」は、特定の猫種のためだけでなく、猫という動物を愛する全ての人々のために使えるのではないか。
この気づきが、この「ねこの本音帳」の使命を決定づけました。
あなたは、一人じゃない
この長いプロフィールを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
あなたが今、どんな猫と暮らし、どんな悩みを抱えているかは分かりません。
しかし愛猫を想うその気持ちは、きっと私と同じはずです。
このブログが、猫種や年齢の垣根を越えて、あなたの猫育てにおける「信頼できる羅針盤」のような存在になれたら、これほど嬉しいことはありません。
運営者情報
| 運営者 | ねこの本音帳 運営事務局 |
| ブログURL | https://nekonohonnecho.com/ |
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